結婚相談所を
始めたきっかけ

松山由佳子イメージ

ある花嫁さんの一言からでした。

はじめまして。カンパネラの代表カウンセラー、松山 友佳子(まつやま ゆかこ)と申します。

おそらく、あなたとお会いするのはこれがはじめてだと思います。
ですので少し、私の個人的な話をさせてください。

もともと私は ”花あしらい”というフラワーデザインスクールを主宰していました。

お花が大好きなんです。お花に囲まれていると、なんだかとても幸せな気持ちになりませんか?

そこでは何千組ものウェディングカップルに向けて、ウェディングブケーやウェディングブートニア(花婿のタキシードの襟につけるお花のことです)を制作したり、教会や披露宴会場のアレンジメントを手掛けたりしてきました。(念のため。フランス語が語源なのでウェディングブーケではなく、ウェディングブケーと表現しています)

ウェディングを彩る特別なお仕事でしたし、毎日がとても充実していました。なにしろ自分の作った「お花」で幸せなカップルを祝福できるのですから。

そんなときに、ある花嫁さんからこう言われたんです。

「松山さんは幸せなカップルを祝福するために「お花」を作るけど、本当は幸せなカップルを作るほうが向いているんじゃないの?」

ちょっと衝撃でした。

でも言われてみればその通りです。もともと世話好きな性格でしたから。

だから「お花」を使って、もっと素敵な結婚式にしてあげたい、とウェディングカップルをお世話していたんですね。

たしかに、男女の縁結びは私に合っているかも。

当時は「婚活」なんて言葉もない時代です。男女の「非婚化」「晩婚化」が社会問題として騒がれていました。

そんな時代背景もあって、私の世話好きの血が騒ぎ出しました。

私はスクールを主宰する立場でしたのですぐにというわけにはいきませんでしたが、個人的にカウンセリングの技術を磨き続けました。そして、機を見て、大手結婚相談所で業界ノウハウを学びました。

さあ、いよいよ、恋する結婚相談所 ”カンパネラ” として出発です。

やはり自分の信念を貫いてお世話したほうが良縁が作れますからね。入会ノルマだとか、成婚ノルマに縛られて、お見合いを設定するという一部、業界の風潮に違和感がありましたから。

えっ、カンパネラってどういう意味か、ですって?

カンパネラとはイタリア語で「鐘」のこと。

あなたの幸せの鐘を鳴らすお手伝いをしたい、そう願いを込めて、カンパネラと名づけました。

そして今まで…

おかげさまで多くの方のカンパネラを鳴らすことができました。私のアドバイスを信じ、前向きに行動してくださった会員の方々に感謝です。

二人三脚でお一人おひとりの婚活を応援する中で私も多くのことを学ばせていただき、カウンセラーとして大きく成長することができたと思います。

もちろん、まだまだ成長の途中ですよ。100人いれば100通りのストーリーがありますから。結婚カウンセラーとしての成長に終わりはないと思っています。

ちなみに、私がお手伝いしたご成婚の最年少記録は女性会員の方の25歳、最年長記録は男性会員の方の88歳です。

本気で願えば、いつだって誰だって自分のカンパネラを鳴らせる、そう信じています。

――松山 友佳子