こんにちは。
松山友佳子です。
”結婚相手を探すなら結婚相談所”
そうは思っていても、
「実際にどのような活動をするのかわからないので入会を迷っている」
そのような方は意外といらっしゃるようです。
そこでよく聞かれるのが「仮交際と真剣交際の違いは何?」というものです。
結婚相談所によって違いはあるのですが、カンパネラでは仮交際と真剣交際を別の活動段階とし、会員の方にも上手に仮交際を活用するように勧めています。
私が思うに、これは最も効率よく婚活を進める方法ではないでしょうか。
この記事では結婚相談所の仮交際と真剣交際の違いについてお話したいと思います。
まず最初に結婚相談所での活動の6ステップからお伝えしますね。
結婚相談所での活動の6ステップ
なんといっても、結婚相談所で活動する最大のメリットは成婚までの期間が短いことです。
これは結婚というゴールに向けて、活動を大きく6つのステップ(段階)に分けて、そのステップごと、婚活者ごとにカウンセラーが必要と思われるアドバイスをしていくからです。
そうすることで、一人で考えて、悩んで、立ち止まってしまうという状況を避けることができます。だから成婚までの期間を短くすることができるのです。
(とくに私はその人のためを思えば、ときとして厳しいこともお伝えしてしまいます。何もしないで、ただ時間を浪費するだけの人生なんて、本当にもったいないと思っています)
成婚の6ステップは、
- お相手探し
- お見合い
- 仮交際
- 真剣交際
- プロポーズ
- 成婚(退会)
このような流れです。なんとなくわかりますよね。
では、もう少し詳しくお話します。
1.お相手探し
まず最初に自分に合ったお相手探しです。
会員専用のシステムを使って条件に合う相手を探します。年齢や職業、住まい、趣味などの基本データやプロフィール写真で感じの良さそうな人を結婚相手の候補に挙げていきます。
そのほかに担当カウンセラーからお相手候補のプロフィールが送られてきたり、紹介の連絡を受けるようになります。(じつのところ、このあたりは相談所の体制やカウンセラーの熱意によって相当の差があると思います)
2.お見合い
次に良さそうなお相手が見つかったらお見合いを申し込みます。もちろん、自分で申し込むほかにも、お相手から申し込まれることだってあります。
どちらにしろ、申し込まれたほうがOKの返事をすればお見合い成立です。
ホテルのラウンジやカフェなどで待ち合わせて、1~2時間程度、2人だけでお茶を飲みながらお話します。
3.仮交際(プレ交際)
お互い、お見合いの印象が良ければ仮交際に進みます。
仮交際の期間はだいたい1ヶ月間くらいです。
この段階では1人に絞り込む必要がないので、結婚相手の候補の1人くらいに考えていて大丈夫です。
*仮交際やプレ交際でも複数人の同時交際を禁止している相談所も多くあります。
4.真剣交際
仮交際のお相手が、本格的にお付き合いしたいお相手に変われば真剣交際に進みます。
ここからはその言葉の通り、結婚を前提とした真剣な交際ですので1人に絞り込んでお付き合いしていきます。
この期間に、その人との結婚生活を思い描きながら、もっと深くお相手の人柄や相性を確認したり、自分の気持ちをしっかりと確かめていきましょう。
5.プロポーズ
さあ、真剣交際で気持ちが固まったらプロポーズです。
プロポーズするのか、それともプロポーズされるのか。どちらにしろ結婚の意思表示をします。
(参考までに。カンパネラだと、活動を開始してから3~6ヶ月で真剣交際に進んで、その後1か月以内にプロポーズが多いですね)
6.成婚(退会)
プロポーズがOKになれば婚約ということになります。
担当カウンセラーに報告して退会の手続きを取りましょう。
(頑張って婚活を乗り切ったという思いが深いほど、会員さんも私も手を握り合って喜んでしまいます!)
ここまでが結婚相談所での活動の6ステップです。
では次に、仮交際と真剣交際の違いと、どうして違うべきなのかについてお話します。
仮交際と真剣交際の違い
結婚相談所やカウンセラーによって活動の流れやアドバイスはすこし違います。
すでにお伝えしましたが、基本的にカンパネラの婚活には「仮交際」と「真剣交際」という2つの交際期間があります。
仮交際を簡単に言うと、期間限定の「お試し交際」です。
「この人と付き合ったらどんな感じになるのか、ちょっと試してみましょう」という感じです。
ちまたの婚活パーティーで「まずはお友達から」と成立するカップルに近いかもしれませんね。
仮交際の期間はお相手を一人に絞る必要がありません。
同時に何人でも付き合うことができるので、違う人とデートしたり、ラインやメールでやり取りしてお互いの性格や相性などを比べながら確かめることができます。
ここが大きなポイントです。
お見合いの印象が良かったからと言ってそのまますぐに結婚相手を決めてしまうのはやはり不安が残ると思うのです。
ひと昔前の、だれもが結婚に対する価値観を同じにしていた時代であれば、お見合いしてすぐに結婚を前提とした交際を決断できたかもしれません。
ですが、ものごとの価値観やライフスタイルもさまざまな今の時代に、いくら条件に合っているからといって最初から自分にぴったりの結婚相手と出会うのは非常に難しくなってきました。(そもそも、お見合いの1~2時間でお互いを理解し合うのは至難のワザでしょう)
お見合いという緊張した状態で最初に会ったときの印象と二回目に会ったときの印象は違うのが当たり前ですし、二回目と三回目でもやはり違うでしょう。
良いところを見つける場合もあれば悪いところを見つけてしまう場合もあります。このような発見は、長い人生を共に過ごすパートナーを見極めるうえでとても大事なことだったりします。
いろいろなカタチの結婚生活があるなかで本当にお互いの価値観やライフスタイルを共有できるかなんて、会う回数を増やしてみないことにはわかりっこありません。
噛めば噛むほど味が出るようなタイプの人だって多くいらっしゃいますから。
それなのにすぐにお断りしてしまうのはもったいない。
だからお試しの交際を、というわけです。
とくに女性の場合、一分一秒、ムダにできないという方も多いでしょう。だから複数と同時に堂々とお付き合いできる仮交際というのはアリだと思うのです。
もちろん、絶対に複数人と同時に付き合わなければいけないというものではありませんよ。最初から「すごくいいな!」と思った相手とそのまますぐにゴールインするケースだってありますから。
どちらにしても、仮交際というステップを踏んで真剣交際に進みます。
すでにお伝えしましたが、真剣交際は結婚を前提とした真剣な交際ですから、1人に絞り込んでお互いをもっとよく知るためのお付き合いです。
この期間に、その人との結婚生活を思い描きながら、もっと深くお相手の人柄を確認したり、自分の気持ちをしっかりと確かめていきましょう。
そして気持ちが固まれば「プロポーズ」に進みます。
まとめ
”結婚してからも男性は外で働き、女性は家事育児に専念する”
結婚とはそういうものだと誰もが考えている時代であれば、お互いの価値観もライフスタイルも確かめ合う必要がありませんでした。
でも今は違います。
やはり、お互いの価値観やライフスタイルを理解したうえでないと幸せな結婚を維持するのが難しい時代です。
だからといって一人ひとり順番に確かめていくのは効率がよいとはいえません。
1年かけて付き合ってみたけど、やっぱりダメだったなんて目も当てられません。時間は取り戻せませんし、精神的にも大きなダメージを受けることになります。
心の傷はどれくらいで癒えるのか?
うまく気持ちを切り替えて、次の相手にいくにしても、ものすごいエネルギーを使いますよね。
だから「いいな」と思った複数人の相手と同時にお試し交際をしてから絞り込んだほうが効率よくお相手を選べると思うのです。
あなたはどんな婚活をしていますか?
それはどれだけ結婚への近道になりますか?
よかったら私にも教えてください。
早く、あなたのカンパネラが鳴ることを願っています。
――松山 友佳子
恋する結婚相談所 カンパネラ の専属ライター。
代表カウンセラー松山 友佳子のメッセージを口述筆記しながらカウンセリング・スキルを磨いている。
好きな言葉は「一勝九敗」( 9回断られたって大丈夫! たった1回、最高のプロポーズをもらえればそれでいいんだから )
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