【婚活は険しい険しい○○に似ている】

以前私は婚活はフルマラソンに

例えられる話をしたかと思いますが、

 

今回は【婚活は険しい○○に似ている】という

テーマでお話したいと思います。

 

私は、婚活は険しい登山に似ていると思っています。

頂上を目指して登っていくときに、

その道が険しければ険しいほど、

息絶え絶えになったり苦しかったりします。

 

途中何度も登ることを諦めてしまおうと思うけれども、

それでも登り切り、

頂上にたどりついたときには

すがすがしい達成感とこのうえない幸せを感じます。

 

そして、ふもとを見下ろすと、

これまでのつらさがウソのように

美しい景色が広がっているのです。

 

それを感じることができるのは、

途中放棄をせずに

最後まで頑張り続けた人たちだけなのです。

 

圭太さん（仮名、38歳）は幾度となく

お見合い後マッチングはするのですが、

交際に入ると2～3回目のデートの後、

お相手相談所から【交際終了】が来てしまいます。

 

そのわけを知る為、

圭太さんと面談をすることにしました。

 

生真面目で、シャイな青年が

面談ルームにやってきました。

 

「友里恵さんとはデートでどういう話をするの？」

圭太さんはうつむき加減で言いました。

 

「この間は見たい映画があると言っていたので、

まずはランチをして、その後映画を観て、

そこまでは良かった

 

その後カフェでお茶する予定でしたが、

運悪く店が閉まっていたので、

焦ってしまい、

 

辺りを見回しても、

それらしい店がなかったので、

そのまま別れることになりました」

 

これは、圭太さんに限ったことではありません。

男性は女性よりも段取りを組むのが好きです。

 

食事だけして別れるデートでしたらいいのですが、

1日や半日かけてのデートとなると、

 

何時にどこのお店に行って、

何時に何をするというタイムスケジュールを決めます。

 

本来デートは、

2人で楽しい時間を過ごすことが目的ですが、

 

立てた計画の遂行に固執するので、

予定が狂うと臨機応変な対応が出来なくなり、

とたんに気持ちに余裕がなくなってしまいます。

 

友里恵さんから交際終了が来たことを告げると

圭太さんは言いました。

 

「ああ、映画を見ているときに、

僕は失敗してしまったんです。

 

映画に入り込んでしまい、

隣に友里恵さんがいることを忘れて、

デートで映画を観ているのに、

映画自体を楽しんじゃったんです」

 

あまりにも大きな勘違いをしているようなので、

私は、“何故交際終了が来たか“を細かく説明しました。

 

要するに、圭太さんはカフェが他になかったので、

友里恵さんのことは放っといて、

あちらこちら、辺りを捜し回ったようです。

 

その姿に呆れて引いてしまったというのが顛末でした。

決して自分よがりになってはいけないのです。

 

つまり、

相手に寄り添うことを忘れてはいけないのです。

 

 

圭太さんが毎回デート2～3回で交際終了になるのは、

ここに原因があったのです。

 

冒頭でお話ししましたように、

婚活は一筋縄ではいきません。

 

もう何年も婚活をしているのに

結婚出来ないという人は、

 

自分の婚活のやり方を見直し、

お見合いから交際に入りましたら、

マメに連絡をして行動を起こし、

 

相手の気持ちに寄り添いながら、

結婚までの道筋を作っていくといいですね。

 

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