こんにちは、

松山友佳子です。

これから婚活に本腰を入れようと思っている人たちは、ぜひ参考にしていただきたいです。

結婚とは、どういうときに成り立つのか。

これは、とてもシンプルなことだが、“選ぶこと”と“選ばれること”が、イコールになったときに成り立つのです。ところが、それに気づかず、選ぶことばかりを考えている人たちがいます。

匡生さん(仮名、44歳)は、身長176センチ、スラリとした痩せ型で、有名私立大学を卒業後、大手企業に勤める年収900万円のエリートです。

カンパネラに入ってからは半年ですが、その前にも大手結婚相談所で4年間の婚活をしていたという。条件がいいし、お見合い写真が驚くほどよく撮れていたので苦労することなくお見合いが組めていました。

しかし、お見合いをした後、交際になったとしても、1~2度食事をすると、“交際終了”が来ます。

あるとき、知り合いの相談室から38歳の愛らしい女性を紹介された。私が、「親しくしている仲人さんの会員さんよ。ものすごく性格のいい女性なんですって。お会いしてみたら?」と言うと、匡生さんが言った。

「今は38歳ですけど、3カ月後には39歳になりますよね。子どもを授かることを考えると、やっぱり年齢は35歳までがいいなと思っているんです。実際サイトでは、35歳位の方と組めていますしね。あと、愛嬌のある愛らしい女性は好きじゃないんです。申し訳ないのですが、お見送りをさせてください」

確かにお見合いは組めている。しかし、それがなぜ交際や結婚につながらないのか。

まずあげられる原因は、写真と目の前に現れた本人とに、乖離がありすぎることだろう。お見合い写真は、お見合いが組めるかどうかの呼び水なので、かなり盛ってきれいに撮るのは暗黙の了解事項だ。これは婚活をしている人なら、誰もが知っている。しかし、別人だと思われたときに、そのマイナスをプラスに変えるテクニックが必要です。

女性の場合は、とにかく明るい笑顔で楽しく話ができること。男性の場合は、女性を飽きさせない会話をすること。そして、男女ともに大切なのは、相手の話には共感することを念頭に置いて、会話を進めていくことです。

相手の心をつかむコミュ力に自信のない人は、実物とあまりにも乖離しているお見合い写真は使わないほうがいい。

「お写真、撮り直しましょうよ」と提案したことがあった。すると、彼は言った。

「いや、僕はこの写真でいいです。気に入っているので」

お見合いが組めるので、そこには問題を感じていないのかもしれない。

また、スペックのいい男性は、どうしても話が上から目線になりがちだ。匡生さんがそうだというのではなく一般論だが、お見合いのときの会話にしても、自分の仕事がどのくらい忙しくて大変かをとうとうと話したり、社会や政治の情勢を自分目線で分析したりする。コロナの話題にしてもしかりで、日本政府のやり方や見識者の意見を批判する。さらに、自分の趣味の話を楽しそうに語り続ける人もいる。

そんな話をされても女性はまったく興味が持てないし、楽しくないし、上から目線の男性を結婚相手に選ばない。結婚して“家庭”という小さな社会を築いたときに、女性を見下したり、批判したりするのを感じるからだ。

もう1つ選ばれない原因を挙げるなら、やたらとお金に細かい人だろう(匡生さんは、その点例外だが)。これは、男性に多いのだが、「ホテルのコーヒーって、たいしておいしくないのに、1500円は高いですよね」「ここの店のパスタは〇〇円だけれど、どこどこに行けば、この半額でおいしいパスタが食べられる」など、何かにつけてコスパの話をしてくる。そして、こういう男性は、どんなに年収が高くても割り勘主義だ。

お断りばかりされている人は、お断りをされる原因があるはずだ。そこをもう一度自身で振り返り、掘り下げ、改善してみてほしいものです。

また、こういった女性もいます。

春奈さん(仮名、36歳)

これもモテる女性からよく聞く話ですが、「合コンに行ったら、こんな男性に連絡先を聞かれた」「どこどこを歩いていたら、声をかけられた」「元カレからいまだに連絡がくる」などと、いつも男性から声をかけられている。しかし、それが結婚につながらない。

多くの男性にモテるのではなく、たった1人の男性に選ばれる。それが、結婚できる女性なのです。

待つだけではなく自分から動く努力も

春奈さんのような女性は婚活市場には少ないので、待つだけタイプの男性は、お見合いを繰り返しながらも、交際が長続きせず、結婚できないまま年齢を重ねてしまう。待つだけタイプの女性は、彼女をとことん気に入ってくれる押しの強い男性に巡り合えれば結婚できるが、そうした男性を女性側が好きになることは少ない。

婚活をするというのは、どういうことか。

それは、婚活市場に自分を棚卸しすることです。“独身”という商品はたくさん並んでいる。いったん手に取ってもらったとしても、努力をしないで、ボーッとしていたら、棚に戻されてしまう。選ばれる努力をしている人に負けてしまうのだ。

待つだけタイプの人は、自分から動く努力もしてほしいと思うのです。

女性は3度の交際を経てからは、交際中の男性から「愛される女性」になりたいものですが、男性はどこを見て「彼女しか愛せない!」と判断するのでしょうか?

それでは、男性から「愛される女性」の共通点をチェックしてみましょう。

いつも笑顔で過ごしている

男性はいつも笑顔でいる女性に惹かれます。それだけ女性の笑顔は男性の心を幸せで満たすことが出来るのです。また、それと同時に男性は「この笑顔は僕だけのもの」と思って、その女性を愛することになるでしょう。

自分のことをリスペクトしてくれる

 

一般的に男性はプライドが高いので、自分をリスペクトしてくれる女性を愛します。男性にとって「すごい」「頼りになる」などの誉め言葉は最高のものですし、それをいつも彼女から言われていると、その特別感からますます溺愛してしまうのです。

適度に甘えてくる

 

自分に甘えてくる女性は男性からすればたまらない存在。可愛いのは勿論、自分が必要とされているのが分かるので、つい愛してしまうのです。なので甘えられる環境であれば、適度に甘えてみましょう。

感謝の気持ちを伝えてくれる

 

感謝の気持ちはどんな時も大切。男性にやってもらったことに対し、満面の笑みで「ありがとう」と言えば、男性はやりがいと喜びを同時にうけることが出来ます。「親しい中にも礼儀あり」を心がけて、常に感謝の気持ちを伝えることで、彼の大切さを伝えてください。

今回紹介したように、男性への思いやりがどんな場面でも言動に表れている女性は溺愛されやすいということ。是非参考にしてみてくださいね。

男性も女性も以上のような点に心を配っていれば、お見合いをしてもなかなか結果が出せないということにはならないのではないでしょうか。しいては、幸せな結婚生活を送れると思うのです。

ーー松山友佳子

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