こんにちは。

松山友佳子です。

 

今日は連日のコロナ騒動から離れて、

あなたのもしかしたらお待ちしていたかもしれない、

待望のハッピーな成婚ストーリーをお話させて頂きます。

 

近藤 勇夫(仮名:当時47歳大卒、大手自動車会社勤務)と初めてお会いした際には

少々驚きました。

 

中肉中背の姿勢の良い方でしたが、

髪を見事にツルツル、ピカピカに反り上げた,

高橋克己を連想して頂けるといいかもしれません。

 

よく巷で多いのが、8:2くらいで無理してあっちの毛をこっちへ持ってきたり、、、

真ん中からサイドに毛がなく、

もみあげの少し上の辺りから後ろ下部だけのふわふわ髪を名残惜しく残していたり、、、

近藤さんの場合は違ったのです。

 

なんという潔さ。

 

近藤さん自身が、

「残しておくのも面倒だから、剃っちゃいました。」と

あっけらかんと、さほど、未練がないような言いっぷりにもネチネチ感を感じませんでした。

 

頭の格好がいいので、とてもそれがピッタリ、しっくりしていて、

私のひいき目か、反社会派の強面には到底見えず、

かといって、お坊さんにも見えず、

お会いした時から、

(私が言うのも変ですが)大変好感を持てました。

 

ただお見合いとなると、それを受け入れて下さる方が実際どれくらいいるかは、

まるで未知数でしたが。。。

 

近藤さんはこんな自分にも会って下さる方がいらっしたら、

是非、積極的にお会いしていきたいと前向きに仰っていました。

 

ただ、当時はそこまでネット検索~お申し込みをする方が多くはなかったので、

まずは、「僕に合いそうな方をご紹介下さい」とのことで、

カウンセリングの結果、早速婚活開始となりました。

 

年収も800万円ありましたし、

髪型を除いては、他の条件も良かったのと、

彼が望む女性の希望が、

 

出来れば見た目が良い方に越したことはないですけど、

それが第一でなくても、

『家庭的で気持ちのいい優しい方』でしたらとだけでしたので、

 

私はお世話甲斐を持って、

必死になって近藤さんに合いそうな方をかたっぱしに探し始めました。

 

近藤さんの場合は、初めから推薦を希望されていたので、

私の手腕にかかっての活動でした。

 

彼のカウンセリングでの印象は、

特にお相手の年齢にはこだわりがなく、

この年齢ですので、パートナーの方との相性さえ合えば、

世間一般のごくごく普通の家庭の団欒を求めているかのようでした。

 

よくカウンセリングの際、近藤さんの同年齢位でお聞きすることは、

子供が欲しいので、女性の年齢制限を全面的に条件に入れる方が多いのですが・・・・

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いざ、スタートです。

大学時代は、女性との恋愛経験もあったようですが、

社会人になってからは、社内での出会いもなく、

気が付いたら、この歳になっていたと、からっきし恋愛の初心者でした。

結局のところ、その時分には、結婚相手を特に強く求めていなかったのでしょうね。

 

近藤さんに限ったことではなく、“結婚してこそ一人前”という考え方はもはや昔のこと。

今は、結婚するかしないかは、個人で選択する時代になっています。

 

私からのアドバイスとしては、

お申込のあった方には、積極的に会っていき、女性と会話を楽しむことが出来るようにしましょう。

 

また、私からのご紹介者とも、特にお嫌でなかったら、お会いしてお見合い経験を積みましょう。

それが役に立つ時が必ずきますからと申し上げました。

 

近藤さんは外見だけでなくお気持ちも潔く、私の提案に対しても直ぐに納得して頂けました。

 

私としては、過去はどうあれ、異性と出会い、好きになることに対して“熱量”を感じる方でしたので、

お見合いして、リアルな恋愛体験をして頂きたいと願いました。

 

予想以上に、月に20~30件のお申込があったので、

ご紹介に頼らずしてもお見合いが組めると判断しました。

 

お申込のあった中から、2人をチョイスしてお見合いの始まりです。

初めのお見合いの方とは双方でフィーリングが合わなかったようで、ご縁に繋がりませんでした。

 

2度目の方とは、話があったのか、交際希望で意見が一致しまして、

次のステップに進むことが出来ました。

 

しかし、「社会人になってから一度も女性とお付き合いしたことがない」と言う近藤さんは、

どのように交際をしたらいいのかわからず戸惑っていたので、

私は、こうアドバイスをしました。

 

「まず連絡は、こまめに取り合うことですよ。

LINEはもう交換しましたか?

 

婚活にとってのLINEは、連絡ツールではなく、コミュニケーションツールなんですね。

ファーストコールでデートの日をきめて、そこからぱったりと連絡が途絶えて、

合う直前に前日確認のするような業務連絡LINEを入れ合うカップルは、交際も短命なのですよ。

 

何故って

お付き合いをするようになって、テンションが上がっていたのに連絡を取らない期間に下がってしまうから。

1回下がったテンションは、なかなか上がらないんですよね。

 

最低でも1日に1回は、LINEで連絡を送り合って、

何でもいいから日常のたわいもない出来事を話した方がいいのです。

あと、LINEだけでなく、電話で生の声を聞いて話すのも大切なんですよ。」

 

近藤さんは根が真面目なのでしょうか。

私の言ったことをメモを取り聞いていらっしゃいました。

 

いざ、デートの始まりです。

Iさん 当時40歳大卒 事務職。見るからに家庭的な気配りの出来る優しい女性でした。

お二人は見事に釣り合いが取れている風に見えました。

 

デートの都度都度近藤さんは私に報告をして下さいました。

それこそが大事なことなんですよ。

特に『ホウレンソウ』なのですよ。

そうです、『報告・連絡・相談』です。

 

これにより、近藤さんと私の距離も縮まり、互いに信頼できる関係が構築できたと思っています。

初めに推察した通り、真面目な方に違いはございませんでした。

 

とにかくIさんに対して前向きのこと、ポジティブなことが、うかがい知れました。

当然のごとく、Iさんからも同じ気持ちの確認が取れました。

 

ほどなく【真剣交際】に入り、その後、2回目のデートの際に、勇気を持ってプロポーズをしました。

互いのご両親にも紹介され、皆の承諾を得ることが出来、晴れて成婚退会です。

 

ご入会後、6か月目のことでした。

 

近藤さんに推薦をする予定が、

見事にご自分で、パートナーを射止めることができたのです。

 

恋愛経験に乏しい方でも、

異性を好きになるという“熱量”が多い方でしたら、

お相手の気持ちを射止めることが出来るという、いい実証となりました。

 

40歳を超えるとヘアーを気にされる男性は、次第に多くなってきております。

しかし、近藤さんのような実例があるということを念頭に入れ、

積極的に活動に励んで頂けましたら、

私からのアドバイスも無駄にならないですみます。

 

幸運とは、チャンスに対して準備ができていることだ。

 

このことわざを是非婚活中、これから婚活をお考えのあなたに捧げたいと思います。

そして、異性を好きになるという“熱量”を体内にため込んでその時に備えて下さいね。

 

いつでもあなたを応援していますよ!

 

 

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