こんにちは、

松山友佳子です。

お見合い会員として連盟に登録している男性たちを見ると、背が160センチ台前半の小柄な人が意外と多い。ではその人たちはお見合いが組めないかというと、そんなことはない。

それよりもマッチングするときに大事なのは、年収、年齢、顔だ。男性の身長にはこだわらない女性が意外と多い。だが160センチを切るとなると、どうなのでしょうか。

が、しかし。佳祐(仮名、38歳)さんの場合は加えてコロコロと太っていて、メガネの奥にのぞく目は糸のように細かった。「う〜〜ん、大丈夫か!? 彼を預かって、私は彼を結婚させることができるのか?」

そんな不安が一瞬よぎった。こうして始めた面談だったが、話しているうちに迷いは消えました。

「彼なら、イケる。結婚できる」

そして、その日から約10カ月後、私の予想どおり彼はめでたく成婚退会をしていきました。

なぜ、「彼なら結婚できる」と思ったのか。それは、彼が自分のコンプレックスをすべて受け入れていたからです。受け入れていたうえで卑屈になることなく、時にはそれを笑いに変えてひたすら前に進むマインドを持っていました。

そして、結婚するためには何をしたらいいのか。その都度その都度考えて、行動を起こしていたからです。

たとえば、こんなエピソードがあります。

お見合い相手との身長差を少しでも補うため、背が高く見える工夫をこらしていた。

背の高くなる靴だ。通称“シークレットシューズ”と言う。外側からは見えないが靴底のかかと部分が高くなっており、これを履くことで身長が何センチか水増しできる。

佳祐さんはその日、10センチ増しの厚底シューズはさすがに気が引けて3~4センチ水増しできるかかと敷パッドを買った。そして、その後のお見合いやデートには、この日買ったかかとパッドインシューズを履いていった。

女性も高いヒールを履く方も多いので、この点に関してはイーブンだと感じていたようだった。

実際あるシークレットシューズの有名店では最高13㎝迄底上げが出来るらしいのです。

まぁ~、さておき、
佳祐さんはお見合いごとにこのかかとパッドインシューズで臨みました。

では、
「次も会いたい」と思われない男性の会話を見ていきましょう。

どうして、お見合いしてもうまくいかないのか、交際することになっても1、2度食事をすると「お断り」が来るのか。

容姿が悪いからでも、着ていた服がダサかったからでも、選んだ店やデートコースが失敗だったからでも、そして男性がお茶や食事をおごらなかったからでもないだろう。もしそこに理由があったとしても、それは断られる決定打にはなっていないはずです。

決定打になるのは、男性が話す内容が受け入れられなかったからだ。上司や同僚の悪口を言ったり、自分が置かれている環境や世の中を憂いたり、ケチくさいことを言ったりする。また自信満々に自慢話をするのも、NG。

そんな話を聞いて、その男性に好感を持つ女性はいない。結婚してからもそんな話ばかり聞かされるのかと思えば、そんな人との結婚は望まない。

「しょせん女って、見た目で男を選びますよね」と言う男性がいるが、それを言ってしまうマインドだからモテないのだ。

お見合い市場にいる女性は、アイドルの追っかけをしているのではなく、人生を共に歩むパートナーを探しているのだから。

性格の悪いイケメンよりも、容姿が悪くてもムチャクチャ性格のいい人のほうが選ばれる。結婚とはそういうものです。

お見合いに持ち込めれば、通過率は高い
佳祐さんは紛れもなく後者でした。

ただ実際のところ、お見合いを組むのはかなり難しかった。38歳で550万円と年収は悪くないのだが、身長と見た目が“選ばれる”には厳しい。

それでも彼は、メゲることなくお申し込みをかけて、かけて、かけまくっていた。結果、組めない月もあったにせよ、月に1本、多いときは2本、3本と組めることがあった。

驚くべきは、お見合いを組めたときの通過率のよさだった。かなりの確率で“交際希望”を相手からもらえた。

その後交際に入ってからは、断ったり、断られたりで、なかなか成婚にまではたどり着かなかったのだが、半年後には現在の妻と出会うことができ、4カ月の交際を経て成婚退会をしていった。

あるとき、私は佳祐さんに言った。

「佳祐さんはお見合いができれば、通過率がいいわね」
「ここに来る前に、2年間別の結婚相談所に入っていたときには、お見合いしてもしても断られていたんですよ。交際することになっても、1回か2回食事をすると“お断り”が来ていた」

佳祐さんは、カンパネラに来る前に別の相談所に入り、2年間で50回近いお見合いをしてきたのでした。

「そのときはどうしてうまくいかないのか、まったく理由がわからなかったんです」

「恥ずかしながら、【モテ塾】にも通いました」

成功のカギは、やはり学んだことを素直に受け入れて、自分が変われたかどうかでしょう。うまくいかなくてもそこであきらめずに、果敢に前に進む行動こそが大切なのです。

現在の妻と出会ったのは、12回目のお見合いを過ぎたあたりだったように記憶している。どんな女性と結ばれたかというと、佳祐さんよりも少し背の高い36歳。全体的なイメージは素朴だが、笑顔がチャーミングな女性だった。

ふたりでオフィースにあいさつに来たとき、彼女に佳祐さんのどこがよかったのかを聞いてみました。

「私の話をよく聞いてくれる人でした。上からものを言わないし、私のぺースに合わせてなんでも進めてくれた。一緒にいて、自然体でいられたんです」

成婚退会した後も「今日は両家のあいさつを済ませました」「結婚指輪を買いに行きました」「新居に引っ越ししました」「入籍しました」と、事あるごとに報告のメールを送ってきた佳祐さんだったが、新婚生活がスタートしてからは落ち着いたのか、しばらく音沙汰がなかった。

先日、久しぶりに佳祐さんからドアップの顔写真付きのメールが送られてきた。

「このたび大蔵大臣から許可をいただき、メガネを新調しました」
メガネからのぞく糸のような目が、半円形になって笑っていた。

大蔵大臣、か……いい響きですねぇ~。お幸せにね!

――松山友佳子

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